2017年10月3日火曜日

九章 暴かれる悪事

 大変なことになっちゃったね。陰謀論で語られてきたことがとうとう現実になっちゃった。世界中のみんなはカバールのことを知らない人が多いから、寝耳に水と言っていいだろうね。カバールは政財界を始め、いろんな組織に浸透しているから、それが一気に排除されたら大きな影響がある。今回はカバールの悪事が暴かれて、どのようにして裁かれるのかをシミュレートするよ。


一斉摘発後の国会に関するシナリオ(予想)


 現職の総理大臣が摘発の対象となった場合、摘発されなかった国会議員だけで国会を開き、暫定総理を決めるか、もしくは、イベントの直前に口裏を合わせて誰が暫定総理になるかを予め決めておく。

 これは、レジスタンスや善意の軍部が表に出て事を進めると、クーデターを想起させて民衆の恐怖心を煽り、パニックを助長しかねないため。

 なので、名の知れた誰かが表向きのトップに立ち、レジスタンスなどが裏方からサポートする、と言う体制を取る必要がある。もちろん国によってはそうもいかない場合もあるが、これは日本での話である。


カバール特措法の制定


 カバールによる悪事の社会的影響が大きすぎるため、カバールの犯罪に関する特別措置法を制定する。

主な内容は、
  • (カバール犯罪に関する)時効の撤廃
  • カバールを罪の重さに応じてI類、II類といった具合でランク分けし、(既存の刑法の量刑は適用せず)それぞれどれくらいの量刑がふさわしいかを国民投票で決める(この通りでなかったとしても、大勢の一般市民がカバールの裁判に関わることになる)。
など。


選挙のやり直し


 イベントの余波が落ち着き、準備ができ次第、選挙を行う。日本では衆参同時選挙になる。


カバールの量刑に関する国民投票


 カバールの量刑を国民投票で決定する。先に述べた選挙と同時に行われる可能性もある。最高刑はその国の法律に準ずるが、死刑制度が一時的に復活する国もあるかもしれない。


 と、これがカバールの量刑決定までのプロセスだ。カバールの多くがサイコパス(社会病質者)なので、死刑を免れたカバールらは社会病質の治療を受けることになる。治療を頑なに拒むカバールは、ある場所に連れて行かれるんだけど、この記事ではあえて触れないでおこう(参考ページのリンクを参照してね)。

 なにはともあれカバールは権力の座から追い落とされ、この星を牛耳る者はいなくなった。次回は、カバールがいなくなった社会がどうやって再構築されていくかについて語っていくよ。


*参考ページ*

カバールの排除
https://nowcreation.jimdo.com/2015/04/09/%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%8E%92%E9%99%A4/